唾液検査

 唾液をお送りいただくことで、その中に含まれる口腔内DNAからAPOE遺伝子型を判定いたします。

 APOEはアルツハイマー病のリスク遺伝子として知られ、ε2、ε3、ε4の3つのタイプが知られています。このなかでε4をもつことがアルツハイマー病のリスクとなります。ε3をもつ方が最も多いことが知られています。

 遺伝子遺伝子は父親由来、母親由来で必ず2本もっています。したがって、多くの方はε3/ε3となります。しかし、ε3/ε3と比較して、ε4/ε3だと約3倍、ε4/ε4だと約10倍、アルツハイマー病になりやすいと報告されています。

 これは遺伝子による決定で、生涯変わることはありません。しかし、あくまでリスクであり、ε3/ε3の方でもアルツハイマー病になることはあり得ます。逆に、ε4/ε3でもアルツハイマー病を発症しない方もいます。しかし、統計学的にはε4をもっているとアルツハイマー病になりやすい体質といえます。

 唾液をお送りいただくことであなたのAPOE遺伝子型の結果をお返しします。詳細はお問い合わせください。